季節がら観光といきたいだが、そうもできない。
印象は寂れた街。
メイン道路の鶴山通りと呼ばれる商店街は殆ど壊滅状態だ。
殆どの店のシャッターには不動産屋の連絡先や売家の看板が張ってある。
瓦屋根をあしらったアーケードは、何とか特徴のある商店街!とデザインしたのだろう。
完成した頃は街の賑わいの発展の為と機運も高かったのだろう。
しかし、今はかえって寒々しく感じる。
壊滅した原因は、アルネ津山という巨大な施設が町の中心にできたことだろうと、
町を一瞥して思った。
「天満屋」というショッピングセンターを核に図書館、音楽ホールが併設された
巨大な官民の共同施設だ。遠目に見て、あの城壁は何だ!と思うほどの巨大な建物だ。
きっと、裏ではきな臭いことが多々あったことを思わせる建造物だ。
津山の歴史を知らないが、おそらく中国地方屈指の町であったと思う。
たった建築物一つで町の構造から変えてしまったように思う。
資本の集積が街の歴史から根こそぎ壊滅させたモデルのように思う。
今の日本もそうなりつつある。

