長居でやっている世界陸上の競歩で、日本選手がコース役員の指導ミスで
失格になったようだ。この猛暑の中、50kmのうち48kmまで走り(歩き)きり、
余りにも悲惨な結末だ。
神戸に3年程前からお守りしているビルがある。
毎年、定期検査を実施しており、神戸市に報告している。
その定期報告の講習会が市役所であった。
検査制度について、かなり厳しいものが国土交通省から行政に指導が
入っているようで、今までの運用とは一変してきている。
最近のEVのトラブル、遊戯器具の事故、歌舞伎町の火災事件等々
維持管理の重要性がクローズアップされてきている。
森ビルのEVロープの切断事故以来、検査はJISレベルの検査が要求されて
いるようだ。つい最近報道があったJFEとフジテックの問題にしても、おそらく
そのレベルの検査で発覚したのではないかと思う。
維持検査という地味な業務は、長年のうちに重要視されなくなり、そのしっぺ返しが
世界の先進国の構造物や食品、医療等々を蝕んでいることは非常に恐ろしい
ことだ。それは成長という華やかな世界は砂上の楼閣でしかないからだ。
しかし、実際に検査する立場からすると、余りにも激変する体制には戸惑う。
確認制度にしても、変化に対する運用でのブレが大きすぎる。皆が戦々恐々
として、責任の擦り付け合いをすることに目的があるように思えて仕方がない。
書類さえ揃えば、それでいいという管理社会の末期症状が見えてくる。
何か株価の変動を見るような状況だ。
共生社会とは共に知恵を出し、助け合う社会なのではなかったのか?
共に不安を探し、不安を煽っている社会になっているように思う。

