昨年、膵臓ガンの手術をして、経過は良好だと聞いていたが
9/6に亡くなった。71歳。
トリノオリンピックの開会式のフィナーレに登場して、
あの「誰も寝てはならぬ」を歌ったのが最後だったのか・・・。
トリノで荒川静香がその曲で金メダルを取ったのはつい先日のようだ。
http://lamanchan.seesaa.net/article/25216814.html
僕が最初に彼の歌声を知ったのは1990年。
サッカーW杯イタリア大会の決勝トーナメント前にカラカラ浴場遺跡で
世界の3大テノール歌手(パバロッティ、ドミンゴ、カレーラス)が集まり
歌声を聞かせてくれた。
幻想的な世界の中での、華やかな夢のような時間だった。
以来、その後のアメリカ大会、フランス大会のW杯前夜祭として
3大テノールは開催された。
日韓大会も開催されたが、それは興行的な意味合いだったようだ。
元々、三大テノールが開催されたのは、カレーラスが白血病を患い、再起不能
と言われていたのが、奇跡的に復帰し、それまで仲の悪かった3巨匠が彼の
復帰祝いとして開催されたとのこと。それが、たまたまイタリア大会で、3人が
サッカー好きな所もあって、ローマでの開催となったようだ。
日本でもTVで放映され、僕はその時始めてその歌声を聞いた。
オペラは取っ付きが悪かったが、それ以来、時々聞くようになった。
やはりパバロッティイの歌声は群を抜いていたように思う。
明るくて、透明感のある歌声は誰にも真似ができるものではなく、また、
あの丸〜い風貌と、いつも手放さない大きなハンカチを持った姿を見てるだけで
気持ちを穏やかにさせてくれていた。
彼の「誰も寝てはならぬ」はクラシック界では珍しく、ポップス部門の
ヒットチャート1位の人気を博したようで、ポップ歌手やロックシンガー
との交流も深く、一時は毎年のように「& Friends」コンサートが開催され
ていた。
僕はルチオ・ダルラとの共演の「カルーソー」が大好きだ。
カンツオーネの遺伝子を持った内に秘めたバラードというかアリアだ。
http://www.kitake.com/modernpopular/modernpopular.html
http://jp.youtube.com/watch?v=TvLtEHONp3Y&mode=related&search=
CDをHMVで予約をしたが、1年経っても音沙汰もなし。
ある日、輸入版で見つけた時は、小躍りした。
冥福を祈る。

