ご協力ありがとうございます。
今日は調停事件が2件。
1件は相手方と連絡が取れずに打ち切り。
もう1件は、賃貸マンションのオーナーが建設会社を訴えている。6年前に完成したマンションで、貸し室内での結露が生じ入居者から文句を言われたようだ。床下換気が問題と思ったようで、調査の為に点検口から床下に潜ろうにも、あるべき場所に施工されてないとのことで感情が昂じて、訴えたようだ。床下には換気口はあるもののサイズが小さすぎて、専門家に相談したら秒速30mの風速が必要との書類を持ってきていた。その書類を書いた人間は名前を明らかにしたくないようで、話だけで終わった。僕の見立てでは明らかに居住者の換気不足だろうと思った。結露が起こる原理を説明したが、理解したかどうか・・・。
驚いたのは、建築主も今回同行している弁護士も点検口が何処にあるのか解らないという。設計図に書いてあると建設会社に聞いたようだが、図面から読み取れないという。今日、設計図書を持ち込んできていて、見てくれというので見ると、平面図を見ると、洗濯機パンの下に設けているようだ。大きな字で点検口600角、アルミフレームと書いてある!
素人は図面というものが見えないのだ!と改めて思った。
自分の力で図面を見なければならなくなった時、頭脳がパニックになるのでは?と今回ほんとうに思った。建築主が見ているのは分厚い設計図書そのもののようだ。分厚ければ確りと設計されていると判断しているように思う。素人なら当たり前!だとの声もあろうが、正直、驚いた。
設計図の見方て、学校教育でもある程度、必要なのでは?と思うのは、設計のプロとしては落第なのだろうか?