2008年06月12日

入札結果

事業所の省エネ診断の入札が6/10にあった。
僕は用件があり、社長に頼んだ。
入札業者は当社を含めて3社だけ。結果は落札者が420万円、当社の値入が850万円。当社は2倍以上の差で見事に落ちた。遠方まで行って無駄足だった。そんなに値段差があるのが??
今日、友人から落札結果の詳細がネットで発表があったと連絡があり、見てみると、当社よりさらに上がいた。入札価格は2400万円強!
3社だけの入札だったようで当社は2番札ではないか!ひょっとしたら適正価格は当社だったのかもしれない。
落札した会社は、満足に業務完了出来るのだろうか?
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2008年06月10日

秋葉原の通り魔殺人

悲惨このうえない事件から何を感じたらいいのか?
被害者に被せて、わが身にいつ起こるか解らない事件としてか?殺人者に起こった心の闇を探ることか?レポーターの後ろで薄笑いを浮かべた想像力を失った第3者感覚なのか?
おそらく、どれも、わが身の一部としてあることのように思う。

事件後、知り合いの若者が、殺人者の感覚はどこかわかるような気がするとメールを寄越してきた。それを実行してしまうかどうかに過ぎないと書いていた。その若者も派遣社員として、社会から疎外された感覚で、どこか不安な日々を過ごしているとのことだ。

今回の事件に社会的な様々な理由付けは可能だろうし、これからワイドショーでの暴露合戦が展開されるだろう。しかし、ニュースの新鮮さが失われると、我々はこの衝撃から鈍感になっていき、また繰り返されていくのだろう。

ジェームズ・ラブロックは地球気象にあらわれた変化を指摘して「ガイア」と名づけ、そこに新たな地球精神の存在がありうることを暗示している。それは、精神物質的なものと考えられ、人間が誕生し文明をつくり、愛しあったり闘いあったりいろいろなことをするうちに、ついに地球はうっすらとした新しい「心の傘」を着て「精神的な雲」を抱くようになったのだと主張している。CO2削減を叫ぶのが目に見える危機とするのなら、この訳のわからない事件をニュースで見るたびにその世界の同時性は地球精神が目に見えない危機が迫っているといえるのではないのだろうか?
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2008年06月06日

不法行為責任

よく問われるのが、既に建っている建物を瑕疵担保期間を過ぎて第3者として建物を購入した後に、瑕疵が発覚した場合、設計者や施工者にその責務を問えるかということがある。購入者は直接的な発注者で無いために、契約当事者でないので、訴訟の当事者資格があるかどうかだ。僕の基本的な答えとしては、販売者側との争いになるのではないかと思っていた。

今日の勉強会で非常に重要なことを聞いた。
最高裁判所第2小法定19年7月6日判決「平成15年第702号損害賠償事件」を例示して上記のようなケースは「建物の安全性」に係ることに関しては
『建築物が築後20年以内で、かつ瑕疵が発覚して3年以内なら不法行為を問われる』
ということだ。
当初、このケースでは高裁レベルでは訴えた本人には「瑕疵担保責任を追及しうる契約上の地位を譲り受けていない」と判断し、当事者資格がないと決め付けたが、構造強度上は場合によっては、「不法行為責任は成立する余地がある」との附則をつけたものの、このケースでは申立人の請求は棄却されていた。
しかし、最高裁での判断は
「建物は、これら建物利用者や隣人、通行人等(以下、併せて「居住者等」という。)の生命、身体又は財産を危険にさらすことのないような安全性を備えていなければならず、このような安全性は、建物としての基本的な安全性というべきである。」
として。バルコニー等の瑕疵でも責任を問うべきだという判断を下し、高裁へ差し戻した。

実質上の瑕疵担保責任が20年になったというべきなのだろう。恐ろしい!
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2008年06月04日

伊勢神宮

朝から三重県丁に行く。用件は入札資格申請の書類提出と入札要綱の受領。
難波から特急で津まで1時間半。用件はわずか、30分で終了。
天気が良いので伊勢神宮に行く。

神宮の参拝は二日は必要と聞いていたので、内宮、外宮どちらに行くか迷ったが人気の無さそうな外宮に行くことにする。内宮は高校の頃に学校で行った記憶があるのだが、誰も行ってないと言う。僕の記憶の隅には五十鈴川のほとりで野球部のピッチャーをしていたT君と悪ふざけをしていたのと、参堂の記憶がある。写真もあった筈だ。学生服を着ていた。どういうことだ?

宇治山田まで行き、徒歩で約10分で外宮(豊受大神宮)に到着。
意外と狭いなあという印象。参拝者は程よい数で、あまり混んだ感じがしない。勾玉池を左手に見ながら、一の鳥居、二の鳥居を過ぎ、神楽殿に出てくる。なんじゃーこのデザインは!唐破風ではないか!げっそりする。しかし、御饌殿の一画がすぐ側に見えている。
4重の垣で囲われており、最外部はぴっしりと張り込んだ板塀(板垣)。正殿はかすかに千木、堅魚木(かつおぎ)が見えている。南面した門に廻り、板垣に附属した鳥居をくぐり、次は玉垣という、やや透けた板塀に附属した御門で拝殿する。門には白布の御簾が吊るしてあり、かすかに御簾から中が伺える。時々風でゆらいで見え隠れする。入れるのはここまでだ。守衛さんが目を光らせて、写真を撮ろうとする人に厳禁だと注意をしている。
玉垣の側まで行き、さらに内側を暫し観察。全面に黒い石が敷き詰められていて、建物廻り、動線部分に白砂敷き詰められている。写真で見るより美しい。一種の床巾木のように建物を引き立てている。門を出て横の古殿地に移動。心柱の覆屋根がぽつりとある。もっとドラマチックな風景を想像していたが・・・。西行「何事のおはしますかは・・・・」の歌はこの風景を想像していたのだが・・・僕の感受性不足か?誰もいない時に見てみたいものだ。観光客の嬌声が気になる。

その後、各宮を見て廻る。殆どのお宮さんにも古殿地があるのには驚いた。それと正面には鳥居がかならず建ててあるのだが、多賀宮だけには無いのが不思議。その後、御饌殿の一画の裏に廻ってみる。ここには観光客は誰も来ていない。狭いと思っていたが、鬱蒼とした森というイメージだ。細い参道には目隠しの樹木が一画を覆っているが、樹木から森側に寄ると、木々の隙間から正殿が見え隠れする。目視では板垣まで30mほどしかない。天気が良いので太陽の光と堅魚木の金色がものすごく美しい。これには感動した。存在感が抜群だ!きっと西行はこの風景を詠んだのだと確信する。あちこちに直径1m以上の樹木が屹立している。中には雷に打たれたものも見えるが放置して、自然に任せているようだ。存在感のある樹木には誰が供えたのか小さな鳥居とキツネの人形が置いてあった。道なりにさらに歩いていくと最後は沼のような所で行き止まり。木々が多いので気にならないが、ほんのすぐ向こうが街のような気がする。仕方がないので元に戻る。表参道に出てくると約2時間。まだ時間があるので、内宮に向かう。

バスが出ているようで、少し待つとやってきた。乗車している時間はほんの少しのような気がするが、410円もした!猿彦名神社にも行ってみたいが、まず内宮だ。到着すると、すごい人。おじいさんお婆さんの団体客がものすごい!中には中国語か韓国語の言葉が聞こえてくる。ここは反日の象徴ではないのか?別に隣国の右翼では無さそうで単なる観光客のようだ。宇治橋を渡り、しばし歩いて五十鈴川の御手洗場に行くと、やはり以前来ている!この風景は覚えている。さらに参道を進むと、やはり記憶にある風景だ。何時来たのだろうか・・・・?
最奥部まで進むと、石段があり、南面した御正宮を仰ぎ見る。ここも外宮と同じく板垣に囲まれている。玉垣御門で拝殿し、観察。ここも外宮と同様な形状なのだが、かなり雰囲気が違う。玉垣のすぐ奥にある殿社の屋根に大木が食い込んでいる。15年前に食い込んだ形で建てているのだ!建てるときに少し除ければいいのに・・・と思うのだが、樹木を伐採もせず、粛々と建てている。これが神宮なのだと改めて思う。

外宮に比べて内宮は大きな敷地なのだが、どうも落ち着かない印象を受けた。観光客が多いのも原因かもしれない。それと、不思議なのは各宮の正面には外宮と違って鳥居が殆ど建ってないのだ。それと、外宮は平地、内宮はどちらかというと山地に建っているので、同様のものでも、かなり違った風景に見える。しかし、五十鈴川は美しい川だと改めて思った。

約1時間半、駆け足で廻り、腹が減ったので内宮横の何とか横丁という観光地で食事、ついでに復活!赤福でお茶をし、バスで宇治山田まで戻り、帰社。
伊勢神宮の駆け足での印象は、早朝にまた行きたい。
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2008年06月02日

儲け話は6月にやってくる・・・僕には来ない・・・

2008年6月1日からまた悪法が出てきた。
自転車は歩道ではなく車道を走らなくてはならないようだ。
その前に、駐車違反を何とかして欲しい。
道路族は自転車道整備にシフトしたらどうかと思う。

自動販売機でタバコを買おうとしたら、買えなかった。
仕方がないのでコンビニに行こうとしたら、店のおばちゃんが追いかけてきて
タスポありますよ!と自販機にかざしてくれた。
もう直ぐしたら、きっとタバコの値上げがあるのだろう。
誰かが儲けるシステムは着々と進んでいる。
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2008年05月30日

中国への自衛隊派遣

昨日、ニュースで聞いたとき、えっ!ありえないだろう?と思ったが、やはり中止となった模様。
もし、実現されていたら近年にない日中関係のトップニュースだったのだが・・・。
中国の事情なのか?アメリカの横槍が入ったのか?それとも、それを慮った両国政府の思惑なのか?

阪神大震災時、当時の貝原知事は自衛隊の出動要請を躊躇して被害を大きくし批判された。また、同盟国のアメリカ軍の病院船の接岸を頑なに拒否したというくらい軍事関係との係わりには神経を使うのだろう。しかし、中国の地震被害の拡大報道を思うと、思惑などどうでもいいように思う。僕も要請があれば、技術者として出動したい。

今回の災害は映画の「ディープインパクト」「アルマゲドン」ばりの地球規模の危機なのではないのか?と思う。ブルース・ウィルス(できればリブ・タイラーも)も出てこなくてはどうかと思う。
映画は単に対自然現象に対する人類は皆兄弟の大合唱だが、今回の中国情勢は場合によっては内乱要素が孕んでいるように思う。内乱が革命という方向に向かい大規模になると、中国発の世界大戦もありうるような気がする。自衛隊出動中止もその辺の事情があるのかもしれない。しかし、一国の人口規模が自然災害に晒されている現状を思うと世界規模で手を差し伸べることはこれからの世界にとっては重要な転換期になるような気がするのだが。
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月末、銀行へ

月末、銀行へ行く。
今日の銀行は、先月の喧騒はなんだったかと思うほど静か。
当社の決算日が今月末なので、一応、普通預金に残っているお金を下ろしておくことにした。わずかな金額なのだが、自動引き落としのあるお金を残して全部引き出そうとしたが限度額があって一部しか引き出せない。銀行の職員にいくらまでなら下ろせるか調べてもらって限度額を引き出す。明日も手数料が掛かるものの引き出せるとのことで少しホッとする。

その足で、郵便局の自分の口座に入金。引出金額が中途半端で、いくら入金するのか数えていたら、途中で僕の番が来てわからなくなった。窓口の職員が名前と入金金額を書類に記入して欲しいとのこ。ちょっと解らないのでいくらあるか数えてくださいとお願いする。いくらくらいですか?と職員が聞くので頭の中で暗算した数字を言う。目の前で数えてくれて申告した金額で合っていたのでホッとする。職員の不審な表情から、盗んで来たお金と思われているような気がしてきた。しかし、問題も無く終えた。
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2008年05月29日

読書メモ

仕事がぱったりと止まってしまって2週間。
受注にお願いに行く先も無く図書館で借りた本ばかり読んでいる。
これはやばいぞ!

○僕はいかにして指揮者になったのか:佐渡 裕
抱腹絶倒。面白い。青少年には必読書。
「宝くじは買わなきゃ当たらん」である。
佐渡裕のコンサートは行ったことがあるが、バーンスタインの指揮を見たかった。
漫画「のだめ」もこの本から結構パクッていると思う。

○終わらない庭:三島由紀夫、井上靖、大仏次郎、伊藤ていじ
大御所の名前が出ているが、まったく期待ハズレ。この人たちでも駄文を書くのだ。

○つくられた桂離宮神話:井上章一
飄々とした作者らしいものだ。しかも内容は濃い。江戸時代からの旅行案内書を集め、そこからの演繹はすごいものがある。桂離宮はタウトだけのものではないのだ。この人は何故、建築家の道を選ばなかったのだろうか?「美人論」はじめ、この人の本はよく読む。

○批評と理論:INAX出版
磯崎新が提示した「和様」について、建築学会で数年にわたって討議された本。色んな専門家が議題ごとに講演、ディスカッションしたものを纏めてある。僕の興味の教科書のような本だ。非常に難解だが読み応えあり。遠州のたっている位置が何となく見えてきた。

○日本名建築写真集 伊勢神宮・出雲大社
伊勢神宮の古殿地写真は圧巻だ。これは購入しても良さそうな写真集。
西行の
「何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぽるる」
この歌はこの風景を言っているように思う。益々、伊勢にはまりそう。

○重源:伊藤 ていじ
数ページ読んだ時点で期限切れ。入院でもしなければ読めない分厚い本。
重源という坊さんには田中角栄や小沢一郎のイメージを持っている。いや、もっとしたたかなスケールの大きな人間のようにも思っている。また、鎌倉幕府の地頭制度の確立と東大寺の勧進が密接なものがあるのでは?とも思っている。二束の草鞋を履いた重源。その辺を「伊藤ていじ」さんがどこまで炙り出しているか興味津々である。いづれ読むぞ!

○以下期限切れで予約があって延長もできなかった。
「吉野裕子全集 第7巻」吉野 裕子
「建築の世紀末」鈴木 博之

○デューデリジェンスに基づく不良債権担保不動産の鑑定実務:高瀬 博司
この分野に業務を拡大しようと思っているが、イメージした本ではなかった。殆ど資本の論理だけで構築されたもので、技術者としたら非常にぬるい査定をしているように思える。まだまだ土地本位制の視点から抜け出せていない。コンバージョンなどの建築物をインフラ的な視点からの構築が必要なように思う。

○デューデリジェンスとエンジニアリング・レポート:(社)建築・設備維持保全推進協会(BELCA)
これは、購入。建築的なものとしたら初めてのものかもしれない。分厚いけど、ガイダンスのようなもの。実務的には自分で構築しなくてはならないのかもしれない。

○改正建築基準法に対応した建築物のシックハウス対策マニュアル
お仕事で必要。しかし、購入する気にならない。

○官庁施設の総合耐震計画基準:(社)公共建築協会
我が家のマンションの耐震診断の視点をここまで広げられないか・・・・。一般的な耐震診断基準書は生活者の為のものとは到底思えない。あくまで、大地震時に行政の手間が掛かるのかどうかを判定するに過ぎないように思う。

○耐震総合安全診断指針(2007年):NPO法人耐震総合安全機構(JASO)
マンションにとっては最も優れた指針書になっているように思う。総合診のマンション版といえる指針書。巻末に東京の町単位での膨大な災害予想データが載っているのには驚く。大阪もあるのだろうが・・・・なぜ、公表しないのか?
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2008年05月28日

高級ワイン

昨夜、友人宅へ届け物を持っていったら、上がっていけよとの言葉に甘えて、お茶でもご馳走になろうと思って上がりこんだ。気がついたら、丁度、夕食時で奥様が料理をしている。しまった!と思ったものの居座ってしまった。僕とは生活時間が違うのを忘れていた。ワインでも如何ですか?との言葉に甘えて頂戴することにした。
TVでは丁度、サッカーが始まり50インチのハイビジョンで観戦することにした。
俊輔が出てくるということで、期待をしていたのだが、オシムが辞任してから、その混乱が影響したのか日本代表のレベルは相当に酷いように思った。また、南米一というウルグアイも同様に酷かったが・・・。W杯予選前のエポックなのかもしれない。

出てきたワインは奥さんがイタリア旅行の際に持ち帰った高級ワイン。名前は「CACE」だったように思うが記憶に自信がない。グラスに注がれて香りをかいだとき、これはかなり重くてコクがあるような気がした。しかし、口に含んでみると、結構軽くて、キレがある。こんなワインは初めてだ。いつも飲んでいるワインとは印象がかなり違う。ガブガブ飲む。
僕は基本的に赤の渋みのあるものが好きで、ブランドを知らないので、お店の人にはそのように言って持ってきてもらう。ついでに、「安くて!」という言葉をつけているので、高級ワインの良さを知らないでいたようだ。まあ、それは懐具合もあるので仕方がないのだが・・・。

奥様の手料理は「赤」にあわせて、肉料理が出てきた。友人は肉は食わないと思っていたので、またまた恐縮したが、それを隠してバクバクと食べた。ポテトを合えたグラタンのような料理が出てきて、非常に上手いので作り方を教えてもらった。
結局、2本目も開けて、相当に酔っ払って帰宅し、爆睡。
夜中に目が覚め。借りてきた「ピアノの森」を読む。

※高級ワイン名は「LUCE」と判明
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吉兆

吉兆が廃業するらしい。

吉兆には個人的な恨みがある。
もう40年近くなる前の話だから、変質者扱いされるかもしれない。その頃、建築の学生で、一度、吉兆に訪れてみたかった。食事というより、内部空間に興味があったからだ。それで、高麗橋の本店にぶらっと行ってみて、昼食を食べたいと申し出た。肩までのロングヘヤーで、汚いジーパン姿だった。門番のようなおじいさんに、やんわりと断られた。予約でないと入れないとのことだった。慇懃無礼と言ったらいいのか、上から「おまえのようなものが来るところじゃない」と言われているような態度にムカッとした。それから恨んでいる。
社会人になって、初めて給料を貰ったとき、親父とその友人に食事をご馳走した。ロイヤルホテルの吉兆に行った。ここは予約が要らない。しかし、高かった!給料が殆ど無くなったように思う。また恨んでしまった。

今回の事態は「ブランド」には常に付きまとう事柄のように思う。僕の想像では、このような隠れ屋的な高級料理屋では、客に幻想を抱かせる術を持っているのだと思う。それは「技術」ともいえる。しかし、閉鎖された密室の中では「技術」を評価する基準が曖昧になる。黒も白となり、客もそれを一緒になって喝采する。文化の体を成していた時はそれでも通用するのだろう。「見立」や「好み」という言葉には、その境界上の緊張した世界観がある。しかし、一旦、足を踏み外し、資本の論理を入れ込んだ末路は今回の奈落しかなかったのだろうか。 「隠す」という日本的な高度な文化的方法もあったのではないかと思う。

気分的に「さまーみろ」だ。

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2008年05月26日

3連荘

金曜日。
神戸市から念願の指定建築物届けの決済ができたとの連絡があり、受領に行く。
市役所横のポケットパークで一服していると注意される。三宮界隈が禁煙地区にされているようで、千円の罰金とのことだが、異邦人だと主張して免除される。生きにくい世の中になったものだ。
法律で、タバコを麻薬指定にして欲しい。税金をとっておいてさらに、というのは納税者としたら納得ができない。できれば灰皿を50mに一箇所くらい設置して、ベンチくらい置いて欲しい所だ。癒すことを忘れた世の中だ。

夕方から友人達と大正にある川べりのバーで大騒ぎ。僕が提案した店なのだが、料理がつまみ程度なので、出席者のある女性は夜中まで食事はどうするのか悩んでいたようだ。結局、駅前で集合後、近くのお店で軽く腹ごなしをし、バーへ行った。
お店は、川沿いに違法(?)に「はしけ」のようなものを作り、そこをお船のイメージで改装している。「はしけ」の横にはクルーザーやモーターボートが係留されてある。デッキ風のところで大いに飲んだ。空調の効いた場所で大騒ぎするより数段気持ちがいい。皆さんも気に入ったようで、良かった。終電ギリギリで解散し、僕は歩いて帰宅。自宅近くに明け方まで開いているバーがあるので、「電気ブラン」を飲んで帰宅。爆睡。

土曜日。若干二日酔だが出社。友人が来社。彼の会社の事業について相談にのる。
夕方から大規模修繕の専門家として参加しているもう一人の建築士と食事。明日の総会で議案が承認されたら、それ以降の流れを相談する。
お店は近所で最近オープンした和洋折衷のお店。外から見るとカウンターの位置が悪いのでは?と以前から思っていたが、入ってみると意外とまとまったいる。相談は早々に終わって、お互い酒量が急ピッチに上がる。おでんを洋風にアレンジしたものが美味しかった。フランスパンが一緒に出てきて、どうするのかと尋ねると、スープに浸して食べてくれとのこと。かなり飲んだようで帰宅したら、寝床に倒れこむ。

日曜日は僕のマンションの総会。
近所のホテルの宴会場を借りて開催された。出席者は組合員の約1/3で約70人。午前10時に始まり終了したのは午後1時過ぎの3時間強。
議題は事業報告に始まり新役員の承認まで全部で15あって、目玉は僕の関係する耐震診断等の予算承認と管理規約変更と、駐車場利用やペットに伴う規則変更の5議案だ。ペット規約には飼ってはいけない動物にゾウが最初に入っていて思わず笑ってしまう。
僕の立場は役員でもなく、大規模修繕専門委員会の副委員長という立場で、理事会の説明が困難な場合、理事長に替わって補足説明を行うという立場だ。
耐震診断に関しては、以前に2度決議をなされてきたが、理事会の能力不足で実施に至らず、ズルズルと今まで来ていた。今回、専門員会を立ち上げ、約半年の討議の上、再度実施のための議案を理事会は出した。第四号議案である。
若干の質疑があり表決し、賛成多数で可決された。
出席者の中から、既に決議がなされているのになぜ再決議するのかという批判や、今回の予算案が今までの5倍以上の額を提示をしているので、高いのでは?との意見もあった。たしかに、僕の想定の倍の予算を計上していたので、疑問もうなずけるが、耐震診断は行政側の都合の診断であり、生活者としての診断とは乖離しているので、総体的に診断を行うための費用計上で最大予算を見込んでいることを説明し、その後の展開として建替え問題もあることを若干匂わせた。

大きな予算ということは大風呂敷を広げたわけなので、これからが大変なものが待ち構えてる。
可決といっても50名以上が反対という票数なので、なぜ反対なのか聞きたいところだ。

議案は管理規約変更は3/4の規定があるので、3表の票差で否決となった。その他の規則変更も反対意見が結構あったが、賛成多数で可決された。予定を約20分オーバーして総会は終了。
その後、ホテルの地下のパーティ会場での立食。ビールをしこたま飲む。
僕にとってはアルコールは金曜日からの3連荘だった。
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2008年05月23日

チェ・ゲバラ

昨日、中国の地震のニュースを見ていて、新鮮な言葉に出会った。
被災者から「ヒューマニズム」という言葉を聞いたからだ。

ゲバラの本が出るそうだ。
下記はその紹介サイトからの引用。
http://ch01617.kitaguni.tv/e538896.html

================== 転載 ===================
・・・・略・・・・・・ゲバラが21世紀に蘇る意味合いはどこにあるのか、ずっとそんなことを考えている。

 20世紀の世界で起きた革命はたまたま社会主義政権として誕生した。初めに主義主張があったのではない。ずっとそう思っている。帝国主義や植民地支配に対抗するのに手を差し伸べてくれたのはソ連だけだった。西洋列強や日本は支配する側にあったから当然である。
 キューバ革命も同じだったのではないかと思っている。カストロらはアメリカと買弁としてのキューバの旧支配層に向けての武力闘争に打ち勝った。祖国解放が一番の眼目で、必ずしもソ連型の社会主義を目指していたわけではなかったはずだ。しかし革命に成功した結果、待ち受けていたのは社会主義陣営入りだった。社会主義陣営に入ることはそのままソ連の支配下に置かれることと同意義だった。

 カストロとチェ・ゲバラはキューバを“解放”した代償としてソ連の配下に入った。そこに祖国の自由はなかった。キューバ危機に代表されるアメリカとの対峙によって、それこそ冷戦構造の最前線に放り出された。

 ゲバラが永久革命を訴えてボリビア入りしたのは、ロマンとして求めていたキューバ人民によるキューバ人民のための統治が難しかったからであろうと思っている。

 革命の最中は巨大な敵に立ち向かうという壮大なロマンがある。毛沢東やホーチミンも理想に立ち向かう同じロマンが革命への道をかき立てたに違いない。支配されていた勢力が権力を奪取すると、今度は同じ人々が支配する側に回らざるを得ない。ここに革命が内包する矛盾がある。

 中野さんは解説でゲバラとケネディーについて言及する。
 「 ケネディーとゲバラは、冷戦の初期段階で、社会主義の矛盾と軍需産業主体の資本主義の限界を予測し、資本主義でもなく社会主義でもない第三の道である共生の理想を描いたように考えられる。現在の中国のように社会主義体制を維持しながら市場経済化を推進することが、ゲバラの理想であったかどうか定かでないが、21世紀の今日、資本主義と社会主義のハイブレッドがグローバル経済の奔流となりつつある」。
 「最後に、ケネディーやゲバラの思想の根底にある国際主義、インターナショナリズムは、国際テロや地球環境問題の解決に不可欠である。ゲバラの現場に根ざした博愛主義は、地球規模で共有すべきビジョンであり哲学であろう。米国の世界最大最強の軍事でも解決できないのが、9.11に端を発する国際テロの問題である」。
「ゲバラの博愛主義に根ざしたゲリラ戦を研究することにより、現在の国際テロ解決の糸口が生み出されるように思われてならない」。

 1991年、ソ連邦が崩壊し、国際政治をめぐる環境は激変した。資本の論理が勢いづいている。冷戦時代の東西の対峙は人類にとって大きな危機だったが、アメリカのよる一人勝ちもまた危機である。50年前そんなアメリカに徒手空拳で立ち向かったチェ・ゲバラが世界中で思い出される理由はそんなところにあるのかも知れない。
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2008年05月22日

sub-tle (サブトレ)

ネットで検索すると、最初に出てきた解説では、ドイツを拠点に活動する日本人アーティストによるバンド。エクスペリメンタル/エレクトロ/アコースティック/実験的ポップ。舞踏・現代美術等、様々な分野のアーティストとコラボレート。現在、ヨーロッパを中心に活動中。とある。
二人はオカモトサトシとオノウチカズユキ君という若者。この二人のユニットは最近、日本のメージャー紙でも取り上げられていて、実力は相当なもののようだ。
先日、日本に帰国し、現在演奏旅行中で、心斎橋のライブハウスで演奏会があった。
そこに、僕の娘、奥さん、奥さんの友人、またその友人で大挙して行った。
というのは、オカモトサトシ君が僕の奥さんの親友の息子さんなのだ。
凱旋帰国とあらば、何を措いても駆けつけなければとの気持ちで行ったようだ。
ライブハウスにはサトシ君の両親、親戚も集まっていたようで、このユニットの雰囲気とそぐわない情景があったのは想像に難くない。

このサトシ君のことは奥様を通じて昔からよく聞いていたので、僕も他人事ではない。サトシ君は大学在学中からバンドを組んで結構頑張っていたが、一旦は社会人として会社に就職したものの、夢を捨てきれず、ドイツのカリスマアーティスト、故クラウス・ディンガーの門を叩き、修行をしていたようだ。会社を辞める際には、皆から祝福されたということだから、性格も皆に好かれる若者だったようだ。母親は心配で堪らなかったようで、何度も僕の奥さんに愚痴を言っていた。僕はそれを逐一聞いていたので、今回の凱旋は母親にとってはさぞや安心したことだと思う。ライブではオーラさえ感じたとの皆の感想なので、これから益々活躍していくように思う。
ライブに行けなかったのが残念だ。

彼らのHPで公開している音楽を聴いていると、風景のようなものが浮かんできて、爽やかな風に撫でられているような気分になる。
僕の印象では(彼らにとっては不満かもしれないが)良くも悪くも、どうしようもなく日本的なものがあるように思う。おそらく、外国に行って日本を見たときに見えてくるようなものなのかもしれない気がする。
建築で言えば、安藤忠雄の作品は外人にとったら、どうしようもなく日本的なものがあるのに近いもののように思う。

僕の最近の興味は「日本」又は「日本的」なものを見つけることだ。
彼らが、その若さで見つけていたとしたら、羨ましい限りだ。
しかし、彼らの才能もあるのだろうが、「継続」は「力」の好例を彼らは見せてくれた。
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2008年05月21日

「安全性が問われる訴訟」判決報道

以前、当ブログに書いた「安全性を問われる訴訟」の判決がでたようだ。

予想通り地方裁判所レベルでは判断できないようだが、判決の報道を読むと、裁判所は少し踏み込み過ぎの判決を出したようだ。いわば、建築基準法に対して安全宣言を行ったようにも思える。まあ、報道なのでバイアスがかかっているのかもしれない。
僕としては少なくとも、建築基準法遵守は建物の安全性にとって必要だが十分ではないと思っている。つまり、安全と思わざるを得ないというのが判断のようにも思う。住民側が提示した震度7が青天井であり、限度がないことについては、わからないとしか言えないのではないのだろうか?そこにまで網を被せ、安全性を保障させることは、自然に対しての科学への妄信であり、言葉だけのむなしいものでしかないように思う。
現状で実現可能で、ありうるべき姿としたら、過去から学ぶことのように思う。
現に中国で起こった大地震に対して、建物の安全性の向上へ向けた対策は必要なのだろうが、予想し得ない状況として、自然が牙を剥いたとき、どのように我々は最小限の被害で済ませられるのかというソフト的な知恵を出すことがより重要だと思う。
もしものとき、自分が何ができるのか、何ができないかという見極めが大切な事柄だと思う。

今回の訴訟報道を見る限りにおいては、住民側の訴状の論理構成が安易過ぎるように感じる。
視点は非常に重要な点を見ているのだが、言葉遊びの世界としか考えられない。
僕ならそうはしないと思う。
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2008年05月20日

中国大地震

連日、中国の地震のニュースを見る。
死傷者の数が日々増えていく。死者は5万人が予想されている。
地震の規模はM7.9らしい。
阪神大震災の32倍との報道もあるので阪神大震災がM7.2なのでM8.2程度とも考えられる。
地震の最大値がM8.5と言われているので、ほぼ限界に近いエネルギーが放出されたと思える。
約400kmに渡って数分間、地震が続いたという。阪神の時が10秒ほどだったので想像を絶する。山が崩れるのもうなづける。

ただ、被災地の映像は悲惨ではあるが、僕の感覚では比較的破壊が小さいように思った。
住宅は殆どレンガ造だと思うので、被災地は全て崩壊してしまうことは予想ができる。
しかし、鉄筋コンクリート造(RC造)の学校や高速道路の破壊状況は、日本であればもっと鉄筋がぐにゃぐにゃに曲がったものが見えてくるので、何と言う鉄筋の少なさだ!と驚いた。こりゃ、生き埋めになっても仕方がないと思うものの、地震の規模を思うと、あの鉄筋量では全壊していてもおかしくないと思う。
僕の想像なのだが、ラーメン構造というよりピン構造に近い破壊の仕方をしているように見える。壊れ方が、梁や床という部材が接合部で千切れて落ちているような感じに見える。
おそらく、鉄筋の少なさによって、鉄筋が耐える間もなく、接合部で早期に塑性状態になり回転して千切れたのではないかと思うのだ。その塑性状態が起こった箇所から切断にエネルギーが吸収され、地震のわりに全壊していないように思った。すなわち、耐えていないのだ。おそらく、地震時の状況は信じられないくらいに揺れたように思う。その恐怖はジェットコースターに乗ったような状態だったように思う。きっと地震前でも揺れが相当にあったと予想する。
日本の建物はいかに手抜き工事でもRC造ではここまではいかないように思うのだが・・・。
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2008年05月19日

タブー

義母がもうすぐ93歳になろうとしている。
市内の結構な老人ホームに入って、雰囲気も良くて楽しく過ごしていたようだが先日入院した。
全身にガンが転移していて余命いくばくもないと医者に宣告されたようで見舞いに行った。
食事も出来ず、点滴だけとのことで相当に弱った姿を予想していたが、案外元気だった。


暫くは「げっぷ」が止まらないと不調を訴えていたが、プリンを少し食べさせると、少し収まった様子で昔話などしだした。
彼女は6人兄弟の4人目で、なぜか「トメ子」という名前をつけられていて、それが不満とのことだった。
他の5人は名前に全て「清」の字が入っているのだが、自分だけ入ってないという。
それは、おそらく最後の子供だという意味なのだろう?と言っているのだが、彼女は「それだけでない言うのも恥ずかしい名前」と主張する。それは何?と何度も尋ねるが頑として言わない。「口にするのも恥ずかしい」とのことだ。何度も尋ねるので、「ほんまに知らんのか?」とその「恥ずかしい」由来を聞けそうになったとき、看護婦さんが点滴に来た。それで聞けず仕舞になってしまった。
「ト」を「オ」に変えることなのだろうかと、想像しながら帰路についた。何なのだろうか?

帰宅途中、本屋による。
先日、博物館で見た、河鍋暁斎の本が山積みされていた。
中をぺらぺらとめくると、春画が出てきた。
山積みの横を見ると、何と「春画」とうタイトルのいうモロの大判画集があるではないか!
これも、ペラペラとめくっていくと、観光地の秘法館にあるようなものが飛び込んでくる。
田植えをしながら性行為に及んでいる絵をみると、思わず笑ってしまう。

博物館では、この手のものは展示はされていない。
展示物は、ある意味で出がらしのようなものかもしれない。
そこにはあるフィルターがかけられてしまっている。
その部分をタブーという網をかけてしまっているのだ。
特別展にはできればタブーはなくして欲しい。
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2008年05月16日

決算

今月が当社の決済。仕事が一段落したので、1年分の帳簿を入力。
まあ、僅かな量なのだが、自社製作のエクセルによる経理ソフトなので思い出すのが大変。
昨年は決算を過ぎてからの入力だったので、思わぬトラブルに見舞われ、大変な想いをした。
今年は、心配することもないと思えるのだが、念の為に早めの対応である。

結果は、仮閉めしてみると昨年並みの事態。
去年もそうなのだが、素肌感覚とかなりかけはなれている。
昨年は役員報酬。
今年は昨年のツケが今期にモロに来ていることだ。
当社の仕事は長期に渡るので、売り上げをいつ立てるかで大きく影響を受ける。
前期の途中の仕事を今期の決算に持ってきたことが、モロに響いてきた。
今月はまだ暫くあるので確定は出来ないが、対策を講じなくてはならない。
まず、領収書をかき集めなくてはならない。
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トラブル相談顛末

先ほど、友人から連絡があった。
結局、運送会社からは書類が出てこず、記者発表を今日したとのこと。
行政のお膳立てで、友人の会社の落ち度として発表したようだ。
呼ばれたマスコミは約20社程度。TVも来ていたようだ。
運送会社の出席はなぜかなし。
おそらく、運送会社が表に出てくると騒動が大きくなるので、避けているのでは?と思ったそうだ。

発表内容は全て行政の筋書き通りのものとなったようだ。
全ては友人の会社の責任だと通すようにとの事前の強いお達しがあったようだ。
記者クラブは事前の行政の筋書き通り友人の会社を責め、責任をしつこく追及してきたので、記者のぶしつけな質問に少し頭にきて、ご法度の運送会社のことも少し言ったとのこと。そのお陰で約30分の予定が大幅に伸びたようだ。友人の印象では記者には事前に行政の方から筋書きが渡されていたように思ったそうだ。せめてもの抵抗を示したかったとのこと。友人は途中で過呼吸になって、相当に苦しかったようだ。
一社は、同情的な印象も受けたとのこと。
まあ、これでひとつの山場は越えたが、明日以降、どうのような反響があるか?また、どうのような処分が下るかが心配だとのこと。情報紛失の人が解ったとのことで、その人への対応もこれからだ。
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2008年05月12日

河鍋暁斎

先月から懸案だった確認申請の仮受付をようやく終えた。
本受付は現在、行政で「まちづくり条例」に係る届出が終了しなければ移行できない。

確認が受領できる日時が読めないので、工事の段取りができない。
イライラする日々はまだ続きそう。

昨日は確認申請の書類作成するつもりだったが、事務所には京都経由で出社した。
京都国立博物館で「Kyousai展」河鍋暁斎の展示会が昨日までということなので、天気もいいので急遽行ってきた。
京阪で七条まで行き、駅前のタバコ屋で前売り券を購入して、200円受かす。
なんと、会場は30分待ちの行列。

河鍋暁斎は江戸末期から明治初年の画家。
近代的な画家というのがまさにふさわしいような人だ。
ものすごく絵が上手い。
10代の作品がでていたが、舌を巻く上手さ。
若かりし頃(狂斎時期)はエネルギーを持て余した作者がデカダンスな生き方をしていたのが作品からも伺える。
なかでも、「放屁合戦絵巻」には参った。(大笑いするのを我慢するのが大変)
内容は貴人が下人に芋を大量に食わせ、紅白で放屁によって相手を戦わせ、優秀者(?)には褒美を与えるというものだ。
中には、数人から攻めを集中的に受け、瀕死の状態にもなっているものも見られる。
勝者はさらに放屁による俵飛ばしを行い、最後に残ったものが褒美を受けるというものが一連の絵巻で書かれている。
展示物だけでなく、ビデオでも流されているので品性の良い僕も大笑いしそうだった。

どうも、展示室周辺が臭っていたような気がしたのは僕だけだろうか?おそらく、観客に老人が多いので見ているうちに括約筋が緩んでしまったのではないかと思うが、僕は我慢できた・・・と思う。
作者の後期(暁斎と変名)は奔放なものから幽界や森羅万象のできごとなどを描くようになってきていた。
中でも「幽霊図」、「義太夫と一休」は圧巻だった。
下図も展示されており、絵の上手さにはほんとうに舌を巻いた。絵日記を毎日描いていたようで、一部展示されていたが、ビシーっと書き込まれた内容の上手さ、細かさには参ってしまった。

暁斎展を駆け足で廻り、カタログを購入しようと思ったら郵送とのこと。申し込んでお金を払おうと思うと5千円しかない!2500円払う。一服したいので博物館に新しく出来た近代的な喫茶店に入ったが禁煙とのこと。仕方がないので暫しベンチに座って近代的に改修された建物を眺める。ミースのバルセルナ館を真似たような壁とガラスでの改修。庇の直線がシャープな直線に見えない。視線矯正の工夫が必要なのだろう。ふっと、向かいの三十三間堂を見たくなる。100m以上の建物の直線はどうみえるか確認したくなる。しかし、喉が渇いたので、懐が心細いものの向かいのハイアットに入って一服をすることにする。

このホテルは京都で大好きなホテルだ。以前はパークホテルという名前だったが、最近外資に買収されたようだ。しばらく入っていないので見学がてらに入る。フロントがエントランスの側に移動されている。人が多くて賑わい感はあるものの、以前の懐の深さが感じられない。以前はエントランスに入ったら階段が正面にあり、その奥まった所がフロントだったように記憶している。階段が左手に移動されていて、そこに飾ってあったクリムトの「接吻」の絵もない。カフェが奥に出来ているので行ってみる。手持ちが心もとないのでメニューを見ると、何と1900円!が飛び込んでくる。あかん!と思い引き返し、そのまま三十三間堂に向かう。

三十三間堂で拝観料600円払い中に入る。すごい人。中学生や高校生の団体が目に付く、嬌声に少し嫌になる。本堂の100m以上の廊下は凄い!本尊を中心に左右に500体以上の金色の仏像が規則正しく並んでいる姿には圧倒される。庭から一瞥したいものだ。ここも足早に拝観し、庭を一周する。裏庭には殆ど人がいなくて落ち着く。暫し眺める。先ほどの視線矯正は屋根のむくみなどから図られているのだろう。ここは直線に見える。勉強になった。

予定よりだいぶ時間を食ったので事務所に急いだ。
posted by らまんちゃん at 15:29| 大阪 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月01日

トラブル相談

一昨日28日(月)の深夜に友人がトラブルになったので相談に乗って欲しいと連絡があった。
内容は大手運送業者が書類を無くしたとのこと。
書類の内容は個人情報のデータ約300人分だ。
そのデータ処理をして、納品を30日(水)にしなくてはならないとのこと。
発覚は納品データ(約4500人分)をチェックしていたら数量が少ないので解ったようだ。
それを発見したのが28日の夕方。入力は外注業者に依頼していたので、確認したところ、ある一日分のデータが届いてなかったようだ。
データは各市町村でデータを抽出し、それを毎日宅配便で送っていた。
それがある日だけの分が不達なのだ。
まずいことに、外注業者に直接送付しているので、届いたことを確認できていなかったとのこと。
その不足分を再抽出するのは、制度上ほぼ無理のようだ。
データ紛失が発覚したら指名停止は確実だと思うとのこと。
友人の会社は殆どが行政相手の仕事なので、ある所で指名停止になったら他の行政でも
入札資格条件を満たせないので業務は暫く停止しなければならなくなるようだ。
会社の存続も危ぶまれる。
対応策として、名簿業者から購入することは可能なようだ。
それで、30日をクリアーして納品すべきかどうかを意見を聞きたいとのこと。

運送業者はどう言ってるのか?と聞くと、運送業者の受付から既に4日たっているので通常では
ありえないとのことだ。品物はバーコード管理されていて、現在位置を確認できるシステムになっているようだが、システム上ではその地域の集配センターへ届いていない状態になっているようだ。
至急捜索するとの返事のようだが、聞いていると配送業者の危機感が感じられない。
その受け付けた集配所に今からでも行って、大変なことが起こっていることを強く認識させないと
本気に探すかどうか疑わしく思えた。それで、夜中に3時間ほどかけて走ったようだ。

昨日(29日)また連絡があった。
受付から集配までのルートを再確認したが、見当たらないとのこと。
貼付した伝票が破れて不明なものが2通ほどあったが、それではないとのこと。
システム上のミスかもしれないので大阪に間違って送られ、伝票が破れている可能性もあるので
こちらの集配所に行ってみたようだが、やはり見当たらない。
大阪での集配所の管理は一見して地方とは雲泥の差で、印象では明らかに受け付けた地方都市だと確信できるという。
対応策を今日中に判断したいとのこと。
急いで友人の会社に向かう。主要なスタッフが集まっていた。

色んな可能性を協議する。
まず、行政に報告すべきかどうか?
報告すると指名停止は免れないだろうの予測。
名簿の購入は何とかなりそうだとの報告がある。
名簿の盗難にあったとしたら、名簿が売り飛ばされるだけで、表には出てこないだろうとの予想。
個人情報の保険に入っているので、情報流出による損害に対しては金銭的には何とか対応できるだろうという予想。
最悪の場合は記載された本人や知人が知り、行政にねじ込んだ場合。秘匿していた場合非常にまずいことになる。どうしてデータを作成したか問われる。・・・・・・
時間が過ぎていくので明日へ向けての焦りが全員にうかがえる。
秘匿して、業務を完了するのが社会人として責任を全うするのがベターな方策のように思えてきた。行政はおそらく抽出データのチェックはしないだろうという経験上の予想が決め手だった。一応、その線で名簿業者とのコンタクトを急ぐ。暫くして担当者から必要な条件のデータは集まりそうだとの報告。明日の午前中になんとかするという返答のようだ。一応、何があるのか解らないので会社名は伏せ、偽名で申し込み手続きをすすめてもらうことにする。
しかし、何か気持ちの一部に「やばい」と思えてくる。判断できる材料が僕にはあまりにも少なすぎる。友人はパニクッていてて判断できない状態だ。各人の意見に一喜一憂しているだけだ。

知り合いの弁護士に相談してみようと思い、数人に連絡を取ってみる。一人と何とか連絡が取れた。電話で概略を話す。名簿屋の話をすると、それは闇の業者ではないかと問われる。
担当者に聞いて見ると、闇とのこと。それはまずいから絶対やめろとのこと。今から相談にのるから事務所に来いとのこと。
友人を連れ立って弁護士事務所に行く。3時間ほど協議。
弁護士からは勇気を出して行政に報告するのがベストだと説得される。変に名簿購入によるデータの偽造をしたら、個人情報保護法違反として、紛失の責任及び違反データの購入という二重の違反の上、詐欺罪にまで問われるとのこと。購入したデータの信憑性も疑われる。しかも、名簿販売業者が挙げたれたら芋ずる式に購入者が割り出される可能性もある。そんなことになったら、いずれにしても再起不能だ。「勇気をだそうよ!」との言葉で弁護士事務所を後にする。

帰路、友人の表情からは迷っているのが手に取るように解る。
再度、事務所に戻り、スタッフを交えての再会議。
名簿購入は後はお金を振り込んだら良いようになっている。連絡のFAXはコンビにからしたとのこと。連絡先は古い携帯電話を使用したとのこと。芋づる式からすると、この点が不安要素。
再度案を行ったりきたり、購入データの信憑性を確認する方法とかも検討する。明日、早朝からスタッフの人海戦術で表札とデータの確認やデータの収集をしたらどうか・・・・住宅地図の手配をどうするか?・・・・僕を残してスタッフの確保の為に召集の連絡が始まる。・・・・etc。
もう混乱状態の極みだ。時間は既に日が変わりそうだ。
タバコを切らしたので、近くのコンピニに行き、外部階段で一服し、今日の出来事を思い出す。

友人に聞いてみた。この仕事の報酬はいくらなのか?○百万円とのこと。
その金額を諦められないのか?
現在不足データは全部の1割程度。残りのデータを持って、明日一番に担当課に行って、ここまで完了していますが、これこれの事情で不足データが出てしまったことを正直に言って、抽出データの再発行をしてもらったら即日納品いたします。納期違反、データの不明等の失態を行っているので、報酬、その他の対応についてはご指示に従います。と言ったらどうかと提案した。このままでは嘘をさらに塗り固め、皆が不毛なことに右往左往させられるだけではないのか?明日はクリアーされるかもしれないけど、数千万の仕事ならその価値があるかもしれないが、以降、ズーっと冷や冷やしながら時間をすごさなければならないとしたら、あまりにも冒険する価値がないのでは・・・・諦めることが一番リスクが小さいように思うと。

・・・・・・ちょっと考えさせてくれ、と彼は席を外した。
しばらくして、戻ってきて、「わかったそうする」との返事。
明日の注意事項を皆でまとめ、一応、僕の役目は終わったので帰宅した。

今日、朝から彼からの連絡を待った。ようやく、お昼前に連絡が入る。
一応、事情説明し、上層部の人のところまで行ったそうだ。
運送業者にはいつまで探すのか結論を出させて欲しいとの指示を受けたそうだ。
一応、業務は続行してくれとのこと。結構、声が明るかった。
しかし、夕方再度連絡が入って、先方から最悪の状態の時のことを協議したいとのことで、プレス発表まで視野に入れている様子だとのこと。今後の展開に不安そうだった。
正しい方向でことを進めているのだから、迷うことはないのでは?と慰める。
彼も、自分は終わっても、スタッフにはいいものが残せたと思うと、気丈に答えてくれた。

さきほど、彼から連絡が入る。また事態が変わったのかと思うと。
今から遊びにいけへんか?とのお誘い。
ストレス満杯で酒池肉林に溺れたいのは解るが・・・
あほ!はよ寝え!と断る。
posted by らまんちゃん at 02:39| 大阪 ????| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする